共同生活援助(障がい者グループホーム)とは、障害のある人が、日常生活上の介護や支援を受けながら共同生活を営む住居のことです。

グループホームで暮らす人に対し、入浴、食事などの介護や生活相談、その他の日常生活上の支援を提供するサービスは「共同生活援助」と呼ばれ、障害者総合支援法が定める「障害福祉サービス」のひとつです。

この共同生活援助のことを通称として「グループホーム」と呼びます。

施設には家事援助や日常生活での相談を受ける世話人。食事、入浴、トイレなど、介護支援を行う生活支援員がいて、日常生活上の援助や介護支援を受けながら共同生活を送ることができます。

共同生活援助は、利用者ひとりひとりが各々にあった支援を受けながら自立した暮らしを目指せる生活の場になっています。

ほたるの里 美濃加茂の対象となる人は?

身体障害者、知的障害者、精神障害者など、障害者総合支援法で「障害者」に該当する人。支援があれば自立した生活を送ることができ、地域で共同生活を行うことに支障のない人が主な対象者となります。

原則として18歳以上(必要に応じて15歳以上)の人が利用でき、身体障害者の場合は65歳未満の人、または、65歳になる前日までに障害福祉サービスや、これに準ずるものを利用した人が対象になります。

グループホームで生活しながら職場に通う人や、一般企業へ就職する過程を支援する障害福祉サービス「就労移行支援」、創作活動や社会交流の機会を提供する施設「地域活動支援センター」などの日中活動を利用している人もいます。